ハワイ在住者だけでなく観光客にとっても大きく影響する話題が入ってきました。
ハワイのホテル従業員たちが加入している労働組合「ローカル5」は、組合員たちにストライキに関する投票を行い、90%以上がストライキ実施に賛成であると発表したというのです。
組合員は「人員不足のため連日12時間勤務を強いられた」「経営陣に『フロントデスクのスタッフとサービス時間をパンデミック以前の状態に戻すのはいつですか』と何度も尋ねましたが、4年経っても改善されない状況です」と主張しています。
コロナ禍はサービスの縮小や観光客減などでスタッフが削減されていましたが、コロナ禍から回復しつつあるのに、人員は削減したままだとスタッフ側は大変ですよね
シェラトン・カウアイ・リゾートの組合員は、ホテル経営陣に「賃金の引き上げ」「人員削減の撤回」「ゲストサービスとアメニティの仕事に対する保護策の導入」を求めていて、経営陣との交渉が決裂した際にはいつでもストライキが実施できるようにしているとのことです。
①ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキビーチリゾート
②ハイアット・リージェンシー・ワイキキビーチリゾート&スパ
③モアナ・サーフライダー・ウェスティンリゾートスパ
④ザ・ロイヤルハワイアン・ラグジュアリー・コレクションリゾート
⑤シェラトン・プリンセス・カイウラニ
⑥シェラトン・ワイキキ
⑦ワイキキ ビーチ マリオット リゾート&スパ
上記の7つのホテルです。
いずれも日本人観光客も多く利用する有名ホテルばかりですよね。
ストライキが行われるとどうなってしまうのでしょうか。
ハワイのホテルでストライキが行われるのは初めてのことではありません。
直近ですと2018年10月には51日間にも及ぶストライキが行われました。
ストライキ中はホテル前で従業員によるデモが行われたり、ルームメイキングの遅れなどのサービス不足が話題になっていた記憶があります。
また、ホテルの中に入っているレストランなどもクローズすることがあります。
観光客側からしても、ホテル従業員のストライキは一大事ですよね。
レストラン等を楽しみにしていた場合、利用できないとショックでしょう。
経営陣と組合側との交渉がうまくまとまるといいのですが、ニュースによってはホテル側と労働者側との関係が悪化しているような報道もあり、ストライキは避けられないかもしれません。
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